フリードとシエンタはコンセプトや車体サイズがよく似ていますよね。
この2台は見た目だけでなくホンダとトヨタの性能争いの一面も持っています。
今回はフリードとシエンタの様々な違いについて見て行こうと思います!
Contents
フリードvsシエンタ かっこいいのはどっち?デザイン・カラー・サイズ比較!
同じ様なミニバンでよく比較されるのがトヨタの「シエンタ」ですよね。
両車がホンダ製なら販売店で見比べられますが、ライバル社なので手間がかかります。
この項目では、フリードとシエンタの外見を中心に比較してみようと思います!
フリードvsシエンタのデザインやカラーがかっこいいのはどっち?
出典:Honda公式サイト
まずはフリードの外見やデザイン・カラーについて見て行きましょう。
フリードはかっこいいよりもシンプルで可愛らしいデザインですよね!
エアロバンパーを装着するとイカツイ感が増してカッコよさも演出できます。
出典:Honda公式サイト
フロント部分を少し改造するだけで印象がかなり変わるのが一目瞭然ですよね!
続いてはトヨタ・シエンタのかっこよさについて見て行きましょう。
出典:TOYOTA公式サイト
続いてはシエンタの外見やデザイン・カラーについて見て行きましょう。
シエンタもフリードと同じく、かっこいいよりも可愛らしいデザインですよね。
ライトからフロント部分へのデザインが歌舞伎のメイクっぽいのが特徴ですね!
出典:TOYOTA公式サイト
「MODELLISTA SELECTION」だとエアロも含めてガラッと印象が変わりますね。
どちらもコンセプト的に「カッコイイより可愛い」デザインに仕上がっています。
ただ、個人的にはエアロなどでカスタマイズするとシエンタの方がカッコイイと思いました。
色は両方とも光沢があって高級感があり、似ているので勝ち負けは付けにくいですね。
フリードvsシエンタ 車体サイズの大きさを比較!
出典:東洋経済オンライン
次はフリードとシエンタの車体サイズについて比較して行こうと思います。
フリードは全長4,265・全幅1,695・全高1,710mm
シエンタは全長4,235・全幅1,695・全高1,675mm
車体サイズを比較するとフリードが全長で30mm・全高で35mm高いのです。
出典:Mycar-life
2台を並べてみると、数字以上にフリードの方が大きく見える感じがします。
しかし、車体サイズに関しては2台ともに、ほぼ同じだという調査結果となりました!
フリードvsシエンタ 価格・性能・快適さ比較!
デザインも気になりますが、価格や乗り心地などの実用性も気になります!
2台とも同じミニバンタイプなので違いが少し分かりにくいですよね。
この項目では、フリードとシエンタの価格や性能の違いを見て行こうと思います。
フリードvsシエンタ 価格が安いのはどっち?
現実問題、車両価格は性能と同じくらい自動車を購入する時の大きな判断材料になります。
フリードの価格 (※HSはホンダセンシングの略称)
ガソリン車:188万円~285万円 (売れ筋はG・HS6人乗り:210万円~)
ハイブリッド車:225万円~315万円 (売れ筋はG・HS6人乗り:250万円~)
シエンタの価格( ※シエンタは乗車人数による価格の変動が無い)
ガソリン車:177万円~217万円 (売れ筋はG・6~7人乗り:202万円~)
ハイブリッド車:218万円~253万円 (売れ筋はG・7人乗り:238万円~)
金額だけで見るとシエンタがフリードより10万程度安い結果となりました。
ただ、自動ブレーキなど安全性能はオプションとして別売りになっていますので注意が必要です。
安全にも気を使いたい方からすると、金額差はあまり無さそうな結果でした!
フリードvsシエンタ 燃費を比較!
次に、フリードとシエンタの燃費について見て行こうと思います。
ガソリン車の燃費性能 (※カタログデータを参考にさせて頂きます)
フリード:19.0km/L (実燃費は15~16km/L)
シエンタ:20.2km/L (実燃費は13~14km/L)
ハイブリッド車の燃費性能( ※カタログデータを参考にさせて頂きます)
フリード:27.2km/L (実燃費は約19km/L)
シエンタ:22.7km/L (実燃費は約18.5km/L)
カタログ上の燃費性能では特にガソリン車でシエンタがフリードに勝っていましたが、ユーザーが計測した平均的な実燃費はフリードが上回っていました。
また、4WDではフリードが17,6km/Lでシエンタの15,4km/Lを上回っていました!
フリードvsシエンタ 走行性能や快適さを比較!
出典:response.jp
次はフリードとシエンタの走行性能や乗り心地について調査します。
フリードとシエンタのエンジン性能 (ハイブリッド・ガソリン車)
フリード:137ps・131ps&155Nm
シエンタ:100ps・109ps&136Nm
エンジンの出力などはフリードが勝っていてパワフルな走りをしてくれます。
一方、シエンタは小さなエンジンで効率的に回転してくれる印象を受けました。
出典:TOYOTA公式サイト
最小半径はフリード・シエンタ共に5.2mで、2台ともまったく同じ性能でした。
2台とも乗り心地は「少し硬い」らしく、これは空気圧の高い低燃費タイヤの影響です。
それでも、フリードよりシエンタの方が柔らかいと言う声も結構見掛けました。
乗り心地は個人差があるので、実際に試乗してみるのが1番ですね。
フリードvsシエンタ 安全性能を比較!
次はフリードとシエンタの「もしもの時の」安全性能について調査します!
フリードの安全性能(ホンダセンシング)
【衝突軽減ブレーキ】【誤発進抑制機能】【歩行者事故低減ステアリング】【車線維持支援システム】など8種類もの安全機能が装備されています。
シエンタの安全性能(トヨタセーフティセンスC)
【自動ブレーキ】【車線はみ出しアラート】【誤発進抑制機能】【車線維持支援システム】など7種類の機能がありますが、性能差では少しフリードに劣っている印象です。
安全性能で言えば質・量ともにフリード(Honda)の勝ちと言っても良いでしょう。
ミニバンタイプはファミリーカーなので安全性能は大事な要素ですよね。
フリードvsシエンタ 車中泊やキャンプ・家族連れにおすすめは?
出典:Honda公式サイト
ミニバンは広い室内空間を活かして収納や車中泊をする事が出来ます。
この項目では、フリードとシエンタのどちらが家族連れにおすすめか調査します!
フリードの使い勝手や車中泊について
出典:Honda公式サイト
フリードは開口部が大きく、荷物の出し入れが容易なのが嬉しいですよね!
3列目シートを片付けていれば多くの荷物が積めますし、キャプテンシートであれば通路に自転車を挟む形で収納する事だって出来てしまいます。
キャンプ用品だけでなく、行楽やイベントに行く際にもとても便利です。
出典:Honda公式サイト
2~3列目シートをカスタマイズすると、大人2人が横になれるほどの空間が登場します!
シートを倒しただけでも泊まる事が出来ますが、家族で相談してマットやアクセサリーを配置する事で、さらに快適な車中泊をする事も出来ます。
シエンタの使い勝手や車中泊について
出典:TOYOTA公式サイト
シエンタも開口部・特に横幅が大きく、収納力ではフリードに負けていません!
しかし、フリードに比べて地面からの荷室までの位置が高いので少し窮屈さを感じると思います。
ほんの少しの差ですが、ユーザーの身長などによっては影響があるでしょう。
出典:TOYOTA公式サイト
トヨタも車中泊の体験コーナーを催すなど、居住性には自信がある様子でした!
フリードと同様にシートのカスタマイズだけでも泊まる事が出来ますが、段差や隙間があるのでマットなどを敷く事によって快適な車中泊をする事が出来ます。
フリードvsシエンタまとめ
出典:webcg.net
今回はフリードとシエンタの価格や燃費、実用性について見てきました!
価格や走行性能、車中泊の差はあまりなく、同程度の性能だと言えると思います。
燃費はシエンタの方がカタログ上は優れていましたが、ユーザーの声やシビューを見ると実燃費が悪く、フリードが少し勝っている結果となります。
また、安全性能はフリードの勝ちと断言できる内容でした。
サイズもほとんど変わらず、デザインやカラーも比較的似ている2台です。
しかし、総合的に見ると、家族で使うならフリードがおすすめだと思いました!