だんだん寒くなって冬用タイヤの準備が必要な時期になってきましたね。
タイヤサイズを把握すると、スタッドレスやインチアップも考える事が出来ます。
今回はフリードのタイヤやインチアップのメリット・デメリットを調査します!
Contents
ホンダ・フリードのタイヤサイズを選ぶポイントを紹介
出典:Honda公式HP
人も自動車も「オシャレは足元から」は変わらないポイントですよね!
タイヤを交換する場合は「サイズ」をしっかりと把握しておかないと危険です。
この項目では、タイヤサイズを選ぶ際のポイントを見て行こうと思います!
フリードのタイヤサイズは?
出典:spectank.jp
タイヤコーナーには「185/65R15」と暗号の様な文字がありますよね(笑)
これはタイヤの基本情報を凝縮したデータで、タイヤ自体にも記入されています。
少し複雑ですが、タイヤ自体に印字してあるので細かく覚えなくても大丈夫ですよ!
タイヤ幅には気を付けよう
出典:Honda公式HP
特に注意しないといけないのは「タイヤ幅」つまりタイヤの接地面の広さの数値です。
車両のタイヤのサイズは操作性に大きな影響が出ます(自転車に乗るとよくわかります)
自動車だと操作性だけでは無く、ブレーキの効きにも影響して来ます。
また、幅を太くすると高速走行をしても安定感が増すという効果もあるのです。
太くすると良い事が多そうですが、デメリットもやっぱりあるものです。
通常よりタイヤの値段が高い事や走行音が大きくなる場合があります。
また、車体からタイヤ部分がハミ出ると車検が通らない事があります!
純正サイズが一番無難
出典:Honda公式HP
メーカーは車全体のバランスも考えてタイヤサイズもデザインしています。
ですので、よほどの事が無い限りはタイヤのサイズは変えない方が良いと思われます。
走行性能やバランスなど総合的に考えた結果なので、変えるのは勇気が要りますね。
最近の車はタイヤの軸などの調整も全てコンピューターで設定しています。
もし変更する際はディーラーやショップの専門員とよく相談して下さいね!
ホンダ・フリード タイヤのインチアップのメリットとデメリット!
出典:gooparts.com
タイヤのインチアップとは簡単に言えば「ホイールの部分を大きくする」事です。
タイヤ全体のサイズは変わらず、タイヤの黒い部分が減るのでかっこよく見えます!
この項目では、外見以外のメリットやデメリットについて見て行こうと思います。
インチアップのメリット
運動性能が高くなる
意外に思われますが、運動性能が良くなるメリットがあるんです。
スポーツタイプの自動車は純正パーツでも最初から大きいホイールを標準装備しています。
タイヤのインチを大きくすると横の部分「サイドウォール」がより少なく(薄く)なります。
これにより、タイヤの「柔らかさ・たわみ」が少なくなり、硬くなり操作が安定します。
グリップ性能やコーナリング性能が高くなる
タイヤをインチアップすると大きくした分だけタイヤの幅も太くなります。
インチアップをしてタイヤが太くなる事によって地面に接する面積が大きくなり、摩擦抵抗が増えてカーブ時やブレーキを掛けた時の制御が良くなります。
高速走行の時の安定感が高まるのでスポーツカーに採用されている感じですね!
インチアップのデメリット
乗り心地が悪くなる
インチアップによりタイヤ側面が薄くなり、たわみ(クッション)部分が少なくなります。
なので、小石や砂利を踏んだ時や段差の衝撃が座席までダイレクトに伝わってきます。
路面状況が座席まで伝わって来るのでファミリーカーとしては乗り心地が悪くなるのですが、この感触を好むユーザーが意外と多いのも事実です。
燃費が悪くなる
インチアップをする事でタイヤが太くなり、地面との摩擦面積が増えます。
摩擦面積が増えるという事はタイヤの回転が悪くなり、いつも通りに回転させるためにアクセルを踏み込むので結果として燃費は悪くなってしまいます。
転がりにくい事は制御しやすいですが、燃費が悪くなる事も覚えておきましょう!
走行音が大きくなる
出典:Honda公式HP
インチアップでタイヤが太くなり、接地面が増えて路上から伝わる音も多くなります。
車内の静粛性が低くなって走行音が大きくなるのはデメリットに入ると思います。
しかし、タイヤの性能や調整で音を軽減させる事も可能のようです。
インチアップをしてみたいと思ったら、ディーラーに相談してみましょう!
重量が重くなる
出典:Honda公式HP
インチアップするという事はホイール部分が大きくなる事を意味しています。
タイヤが太くなって重量が増える事はハンドリングが重くなり、加速が遅くなります。
ホイールをアルミ製にする選択肢もありますが、基本的にタイヤの重量が増えてしまうのは避けられなく、どうしても全体の重量は増えてしまいます。
ホンダ・フリード スタッドレスタイヤのサイズと価格
出典:Honda公式HP
これから始まるウインターシーズンはスタッドレスタイヤが活躍しますよね!
そこで気になるのは、スタッドレスタイヤがどれぐらいの値段なのか、だと思います。
この項目では、スタッドレスタイヤのサイズや金額について見て行きます!
14インチのスタッドレスタイヤ
14インチのホイール&スタッドレスタイヤの価格を調べてみました。
アルミホイール付きの4本セットだと最安値で59,000円からありました。
ブランド品と言える国内有名メーカーのタイヤだと90,000円前後になります。
1本当たりに直すと14,750円~22,500円が相場のようです。
15インチのスタッドレスタイヤ
次に15インチのホイール&スタッドレスタイヤの価格を調べてみました。
アルミホイール付きの4本セットだと最安値で64,000円からありました。
ブランド品と言える国内有名メーカーのタイヤだと110,000円前後になります。
1本当たりに直すと16,000円~27,500円となりました。
16インチのスタッドレスタイヤ
次に16インチのホイール&スタッドレスタイヤの価格を調べてみました。
アルミホイール付きの4本セットだと最安値で104,800円からありました。
ブランド品と言える国内有名メーカーのタイヤだと164,000円前後になります。
1本当たりに直すと26,200円~41,000円となりました。
スタッドレスタイヤとホイールはセット購入がおすすめ
出典:Honda公式HP
多くのカーショプやディーラーではホイールとのセットで販売しています。
タイヤだけの場合は国産メーカー品でも15インチで15,000円から購入できますが、ホイールが無いと交換の際に夏用タイヤからホイールを取って付け替える事になります。
作業時間だけでなく、料金も4本セットで4~6,000円割高になります。
これだと冬を越えるために着け外しをすると約1万円になります。
これが毎年余分にかかるので、やはりセットで購入した方が良いと思います。
フリードのタイヤサイズやインチアップのまとめ
出典:Honda公式HP
今回はフリードのタイヤサイズやインチアップについて見てきました。
インチアップのメリットは外観オシャレになったり高速走行での安定でした。
デメリットは騒音や振動などによって居住性が悪くなり、重量が増える事で燃費が悪化するなど環境・経済面でマイナスに作用する事が多いようです。
ドレスアップや走る楽しさと、居住性や燃費などの環境性能の両立は難しいのかもしれません。
また、スタッドレスタイヤの費用も考えると純正サイズの利用がベストだと思いました!