今や自動ブレーキは義務化されるほどになりました。

しかし,自動ブレーキだけでは安全性の高い車とは言えず,先進の安全装備を搭載していなければなりません。

新型フリードに搭載されている安全装備にはどのようなものがあるのでしょうか。

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新型フリード 運転しにくい?運転しやすい?車両感覚と運転感覚


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安全装備も大事ですが,そういったものに頼らずに安全運転するのがドライバーの義務です。そのために運転しやすい車を作るのはメーカーの義務だと思います。

新型フリードは運転しやすい車なのでしょうか。

新型フリード インパネの位置

走行中にインパネを見る機会は結構多いので,インパネの位置も意外と重要です。

車によっては前方視界が狭くならないように,運転席側だけではなく助手席側までインパネがあるものもあります。

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しかし,インパネが広すぎると確認するために視線を動かす必要が出てきます。

少し前方から視界を外してしまったせいで事故を起こしてしまうことだってありますので,なるべく視線を動かすことなくインパネを見たいところです。

新型フリードは運転席側にインパネが収まっていますので,前方を見ながらインパネも見ることができます。

ですが,デジタルスピードメーターは問題ありませんが,ほかの計器類や警告灯が小さくて少し見づらいようにも感じます。

新型フリード 小回りの良さ

新型フリードはミニバンでもコンパクトミニバンです。そのため,ミニバンに比べると車両感覚は乗用車に近いです。

 

同社の「ステップワゴン」と比べてみると,新型フリードの全長が4,265mmなのに対し,ステップワゴンは4,725mmです。

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合わせてホイールベースも短かいため,最小回転半径は5.2mです。ミニバンさながらの居住性を備えながら,小回りのきく車なのです。

ミニバンということで駐車に不安を感じている方もいるかもしれませんが,新型フリードは小回りがきくため,駐車もしやすいので安心してください。

新型フリード ペダル位置

新型フリードは全長を抑えつつ室内を広くしているため,シート間が狭くなっており,それは運転席にも影響しています。

ペダルレイアウトが通常の車と比べて左寄りになっているのです。これではドライバーに負担がかかってしまいます。

引用:https://twitter.com/HondaJP

わかりにくいかもしれませんが,下半身だけ正面を向いていない姿勢になってしまうのです。

慣れてくれば平気かもしれませんが,自然な体勢ではないため運転する時間が長くなればなるほど,下半身の疲労は大きくなります。疲れやすい車は運転しやすい車とは言えません。

総合的に見ると,新型フリードは運転しやすい車だと思いますが,このような点もあることをきちんと把握しておきましょう。

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新型フリード ホンダSENSINGがすごい!安全性と安全装備!


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新型フリードの安全性を語る上で欠かせないのが「ホンダSENSING」です。

全グレードに設定されるべきですが,フリード,フリード+ともに「B」グレードのみ搭載することができません。

また,「G」グレードについてはオプションになっていますが,そのほかのグレードには標準装備されています。

ホンダSENSINGとはどのようなものなのでしょうか。

ホンダSENSINGの優れた安全装備

ホンダSENSINGは,ミリ波レーダーと単眼カメラによって安全・快適な運転を支援する先進の安全装備です。

ホンダSENSINGを装備することで得られる運転支援システムは以下のとおりです。

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衝突軽減ブレーキ(CMBS)・・・車だけではなく人との衝突回避支援
誤発進抑制機能・・・アクセルの踏み間違いによる急加速を抑制
歩行者事故低減ステアリング・・・路側帯の歩行者との衝突回避支援
路外逸脱抑制機能・・・車線をはみ出さないよう運転支援
アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)・・・ドライバーの運転負荷を軽減
車線維持支援システム(LKAS)・・・車線中央を走行するよう運転支援
先行車発進お知らせ機能・・・前走者の発進を音などで知らせてくれる機能
標識認識機能・・・一部の道路標識をメーター内に表示してくれる機能
後方誤発進抑制機能・・・誤発進抑制機能のバック版
オートハイビーム・・・ハイビームとロービームを自動で切り替えてくれる機能

これだけの先進の安全装備が約10万円で装備できるのですから,選ばない手はありませんよね。

標準で搭載される安全装備

ホンダSENSINGも確かに素晴らしい装備ですが,先ほど述べたように全グレードには搭載されていません。

新型フリードには全グレードで搭載されている安全装備もあるのです。標準装備されている安全装備には次のようなものがあります。

車両挙動安定化制御システム(VSA)・・・横滑り防止機能
エマージェンシーストップシグナル・・・急ブレーキ時にハザードランプが点灯する機能
ヒルスタートアシスト機能・・・坂道発進時の後退を防ぐ機能

標準装備のVSAとホンダSENSINGの路外逸脱抑制機能は似て非なるものです。

路外逸脱抑制機能は,車線をはみ出しそうなときに,警告またはブレーキやステアリングを操作することで運転支援をするものです。

これに対して,VSAは走行中に車両姿勢が不安定になったときに,タイヤが横滑りしないように車両姿勢を安定化させるものです。

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新型フリード 前方視界と後方視界・それぞれの注意点!


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ドライバーにとって視界は非常に大事なものです。視界が狭いと死角が多いので,特に慎重な運転が必要になります。

視界の狭さはドライバーにストレスを与えますので,それが事故につながる場合もあります。

新型フリードはドライバーにストレスを与えない作りになっているのでしょうか。

新型フリード 前方視界

新型フリードはなんといっても前方視界が広く感じる設計になっています。ミニバン特有の上から見下ろす視界だけではなく,フロントガラスの形状に秘密があります。

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運転していて信号が見にくいと思ったことは少なからずあると思います。

新型フリードのフロントガラスの上部は,アルファベットの「M」のような形状をしています。

この形状のおかげで上方向の視界が,ほかの車と比べて開けており,体を前のめりにしなければ見えないような信号も,姿勢を崩すことなく見ることができます。

また,ダッシュボードとインパネが起伏の少ない形状をしているので,フロントガラスをフルに活用することができる作りになっています。

しかし,Aピラーにあるフロントクォーターガラスが少し小さめの作りになっているため,角度によっては死角が生まれる可能性もあります。

新型フリード 後方視界

では後方視界はどうでしょうか。新型フリードに限らずミニバンの形状をしている車は,総じて後方視界は良くない傾向にあります。

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試乗してみるとわかりますが,ミニバンに比べると後方視界は確保されていますが,問題は3列目のシートです。

新型フリードの3列目シートは,スペースを有効活用できるように跳ね上げ式になっています。これがかえって視界を悪くしてしまっているのです。

3列目シートを格納してしまうと,リアクォーターガラスが見えなくなってしまいます

車体が大きいので後方は死角ができやすいのに,余計に死角が生まれてしまうのです。

荷物を多く積むときなど必要以外は,3列目シートを格納するのはやめておいたほうがいいかもしれません。

新型フリード ホンダSENSINGの重要性

3列目シートを格納せずに運転していても,リアクォーターガラスが小さいので左後方は死角になりがちです。

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サイドウインドウが大きめになっているので,まったく見えないわけではありませんが,ピラーがあるため死角になっている部分があります。

左折するときは歩行者や二輪車を巻き込むことがないように,細心の注意を払うようにしましょう

これらを考えると、後方誤発進抑制機能を備えたホンダSENSINGの安全装備をおすすめします。