ホンダが送り出す人気コンパクトミニバン〝フリード 〟、そろそろマイナーチェンジがなされるのではないかという評判が多く聞かれます。
マイナーチェンジはなされるのか?なされるとしたらいつ頃?その内容は?情報収集してまとめてみました。
Contents
フリード マイナーチェンジ最新予想・2019年のいつ?
引用先:https://www.honda.co.jp
まずはホンダフリード のマイナーチェンジ時期についての情報です。
前回のマイナーチェンジはいつなされたのか。
そして次のマイナーチェンジはいつ頃になりそうか・・・予想します。
フリード 現行モデルはいつ発売されたか?
引用元:https://www.honda.co.jp
現行モデルのホンダフリード は2016年9月にフルモデルチェンジがなされて現行モデルが発売されています。
現行モデルは初代から数えて4代目。発売にあたってコンセプトは「7days Wonderful Mobility」。
「いつでも」「どこでも」「だれでも」用途に応じて思い通りに使えるコンパクトミニバンとして開発されています。
要点としては、
・外観デザインをより重厚感のあるものに。安定感を増している。
・内観も旧型にあったチープ感を一層し、装備面では「エマージェンシーブレーキ」が用意。
・走行性を向上させるため、車台から新しく。静寂性も向上。
・燃費が向上、旧型の21.6km/Lから現行モデルは27.2km/Lに。
このような改良がなされて、発売後2年間好調に販売を推移してきました。
現行モデルでの改善点は?
いよいよビッグマイナーチェンジが噂されるホンダフリード ですが、どのようなところが改善されるのでしょうか。
現行モデルでも一部改善が望まれるような声を聞きますので、そこも確認しましょう。
・エンジンの音が軽い感じがする。
・エンジン音がもっさりしている
・出足が若干鈍い気がする
などです。
もちろん、エンジンのホンダと言われるだけにエンジンには自信を持つフリード です。
しかし、現行モデルでは多少、コンパクトミニバン と呼ばれる分野で期待されている車だけに居住空間を重視した仕様になっており、結果としてエンジンに迷いが出てしまっているようです。
フリード マイナーチェンジはいつ頃?
これまで現行フリード について振り返ってきましたが、いよいよ期待されるマイナーチェンジ、いつ頃になるのでしょうか。
色々と予想が出てきているようですが、少なくとも2019年の後半という情報が多いようです。
時期としては、2018年12月予想も若干ありましたが、濃厚なのは、
・2019年秋頃
・2019年12月
という2つの予想に集約されます。待ち遠しいですね。
フリード マイナーチェンジ予想 ターボエンジン搭載でパワーアップ!?
引用元:https://www.honda.co.jp
2019年、いよいよ行われるホンダフリード のビッグマイナーチェンジ。どのような内容がなされるのでしょうか。
前章で触れたパワートレインに関わる改良もなされるようですので、ここではパワートレインに関連した情報を中心にまとめてみます。
ターボエンジン搭載が期待される理由
ホンダ・フリード では燃費を優先したマシンとしてハイブリッドモデルである、1.5L i-VTEC+i-DCDエンジンを搭載したマシンと、購入コスト及び走りを重視した1.5L i-VTECノンターボ車の2種が投入されています。
最大137馬力で旧型に比べて馬力を向上させ、懸案だった力不足は解消されています。
今回、このエンジンがさらにブラッシュアップされると言われており、現状では1.0Lのターボエンジンが搭載されると言われています。
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まず、昨今主流となりつつあるダウンサイジングタイプのターボエンジンになることで競合車に対してハッキリとした更なる競争力を得ることになると思います。
ここで、ダウンサイジングターボについてご説明すると、2000ccクラス以上の排気量を持つエンジンを、1000ccまでサイズダウンし、併せて気筒数もダウンさせ、これにより足りなくなるパワーを高効率ターボで補うことにより従来以上のパワーを引き出すことができます。
ホンダでは欧州で先行導入しており、その性能については高い評価を得ています。
今回、ホンダフリード のビッグマイナーチェンジに併せて、満を持してこのエンジンを投入してくるものと思われます。
どんな走りを見せてくれるのか、非常に楽しみですね!
最強フリード 誕生!?
引用元:https://cobby.jp
今回のビッグマイナーチェンジにより、
・直列4気筒1500ccガソリンエンジン(既存まま)
・直列4気筒1500ccハイブリッドエンジン(既存まま)
の2種が継続と、加えて
・i-VTEC直列3気筒1000ccガソリンターボエンジン
が投入されることとなります。
ターボ車ながら、燃費も20km/L弱が見込める模様です。
また、1000ccクラスとなることで自動車税の節税効果もあります。
非常にラインナップのバランスがよくなること間違いなしですね。
走りを極めるグレード、燃費重視のグレードなど、居住性は保ちつつ幅広く選択できるよう見込まれます。
お勧めの記事→「フリードでキャンプ!車中泊アイデアを紹介/6人乗りと7人乗り」
フリード マイナーチェンジ情報まとめ2019
引用元:https://www.honda.co.jp
2019年に投入が見込まれるビッグマイナーチェンジがなされるホンダフリード 。
ここまでパワートレインに関しては色々お伝えさせていただきましたが、それ以外にも様々な最新情報が出てきております。
最新情報について
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まず、今回ダウンサイジングターボ車が投入されるということでこれに伴い必須となるのがインタークーラーの変更と予想されます。
そのため、フロントグリルのデザインが変更されるのではないかと思われます。
また、フロントグリルを変更することにより、顔の全体的なまとまりを作るためにはアンダーグリルやフォグランプ周辺についてもデザイン変更をする必要があります。
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その意味では、全体的にフロントデザインに結構な変更がなされるのではないか・・と思います。
また、今回もホンダセンシングのアップデートもあると思われます。
ホンダセンシングは、ホンダ車が誇るビッグデータを活用した安全運転支援システムです。
具体的には、
・衝突被害軽減ブレーキ(CMBS)
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前走車・歩行者との衝突を回避してくれます。
ミリ波レーダーと単眼カメラで前走車や歩行者を検知し、衝突するおそれがある場合は音とディスプレー表示で警告します。
さらに接近した場合は軽いブレーキングを行い、衝突のおそれが高まった場合は強いブレーキングを行い、衝突回避・被害軽減を支援します。
・歩行者事故軽減ステアリング
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歩行者側の車線に接近し、歩行者と衝突のおそれがある場合、音とディスプレー表示で警告します。
さらに車道方向へのステアリング操作を支援することでドライバーの回避操作を促します。
・アダプティブクルーズコントロール(ACC)
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あらかじめ設定した速度で定速走行し、前走車に近づいたら前走車との距離や速度差を測定し、自動的に加減速。
適切な車間距離を維持しながら追従走行します。
・車線維持支援システム(LKAS)
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単眼カメラで車線(実線、破線)を検知し、クルマが車線の中央付近を維持して走行するようにステアリング操作を支援します。
・路外逸脱抑制機能
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車が車線をはみだしそうになったら、ディスプレー表示とステアリング振動の警告で注意を促すとともに、車線内へ戻るようにステアリング操作を支援。
それでも道路から大きく逸れそうな場合は、自動的にブレーキによる減速を行い、車線内へ戻るように支援します。
・誤発進抑制機能
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近距離にある車両などの障害物を検知し、アクセルペダルを踏み込んだ場合の急加速を抑制。
音とディスプレー表示で注意を促します。
・先行車発進お知らせ機能
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停車時に前走車の発進を検知し、ドライバーがアクセルを踏まなかった場合、音とディスプレー表示で前走車の発進をお知らせします。
・標識認識機能
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単眼カメラで道路標識を認識し、適切なタイミングでディスプレー表示し、標識への注意を促します。
といったものがあり、ここまでが現行フリードに搭載されています。
今回、2019年に発売されるビッグマイナーチェンジ後のフリード では、アダプティブクルーズコントロール(ACC)について、全ての車速に対応してくるのではないかと考えられています。
フリード マイナーチェンジでさらに搭載される機能とは?
2019年に予想される、新型フリード マイナーチェンジではさらに”ホンダセンシング”の機能が2つアップデートされる予定です。
・後方誤発進抑制機能
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センサーがほぼ真後ろの近距離にある壁などの障害物を検知します。
アクセルペダルを踏んだ場合の、急な発進を抑制し、音とディスプレー表示で注意を促します。
・オートハイビーム
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夜間など暗い道をロービームで走行中、単眼カメラで前方の状況を検知し、切り替えます。
街灯などがなくて暗い場合、見やすいように自動でハイビームに、前走車や対向車を検知すると、ロービームに切り替えます。
まとめ
引用元:https://www.honda.co.jp
ホンダフリード は2008年に初代が発売され、ホンダモビリオの後継車として発売されました。
いわゆるコンパクトミニバンというセグメントをされますが、その分野では比較的大きな部類に入ると思いますし、3列シート設定と2列シート設定を持つ車種というところも人気がある一因であろうと考えられます。
そのコンセプトからも分かる通り、より実用性が重視されており、5ナンバーサイズながら、両側スライドドア、3列シートまで対応する広々とした室内空間、荷室のアレンジ力の高さを併せ持っていることが特徴と言えるでしょう。
引用元:https://www.honda.co.jp
また、ホンダフリード を選択する層がそのメリットとしてあげるのが、車中泊への対応力です。
ホンダフリード は歴代のプラットフォームをホンダフィットと共有化することによって後部座席で圧倒的な室内空間を実現しており、フラット化できる座席も同時確保しています。
ミニバンでも随一の〝完全なるフラットシート〟、これもホンダフリード の魅力の一つです。
そのように2018年まで人気のコンセプチュアルなコンパクトミニバン として市場を席巻してきたホンダフリード が、2019年後半にはダウンサイジングターボという新たな武器を身につけて、「エンジンのホンダ」らしさを更に磨きつつ進化することがわかってきました。
非常に楽しみな情報となりますので、このビッグマイナーチェンジが今から待ち遠しいものとなっていますね。